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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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今日は完全に雑談です。

今日は一日時間がありましたので、家の掃除をしておりました。そこで見つけた一冊の本、それは高校の修学旅行の文集でした。

私の母校は定番とも言えるルート(京都、奈良、東京)を通って、最後にディズニーランドに行きましたが、残念ながらあまり園内での自由時間はとられていませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
与えられた時間は約2時間あまり。フリーパスポートを渡しておいて、この時間はあんまりだと皆が思っていたに違いありません。ですがそんなことを言っても仕方がないので、班ごとに綿密な作戦会議を行います。
先生からのアドバイスによると、
1.勝負をかけてビッグサンダーマウンテン(だったと思う)。
 予想待ち時間3時間。かなりの確率で並んだだけで時間切れの危険が大。
2.そこそこ楽しめるカリブの海賊。
 予想待ち時間1時間半。これだけになってしまう可能性はあるが無難に楽しめそう。
3.とりあえず現地で考える。
 当日の込み具合を見て決める。お土産屋さんを回るのもおもしろいかも。

上の様なアドバイスを受け作戦会議。
1は誰もが乗りたいと思っていたが、せっかくのディズニーランド、並んだだけの記憶ではあんまりだということで断念。
2は先生のおすすめでみんなここに集中しそうだが、みんなと同じでは面白くないとの事で却下。
というわけで、3番の1,2番の可能性を残しつつ他の物も見てからにしようという中途半端な結論に至りました。

そして当日、やっぱり混んでます。ざっと乗り物を見た結果、500円の乗り物にする事にしました。500円と言えば当時のディズニーランドでは一番高い乗り物、おもしろくないはずがありません。

ちょっとすいてるのが気になるけど、まぁいいよな。面白かったら2回位乗れるんじゃないか。大穴じゃないか?

みんな好き勝手言いつつ中に入ります。

本当に誰もいないぞ。誰もここ気づかないのかなー。

いくらディズニーランドが広くても誰も気付かないはずがありません。
混んでないのは理由があるのです。

そう、そのアトラクションの名は、

イッツァ スモール ワールド

みなさんはご存知でしょうか。
さて、中に入った私たち学生服の3人はボートに乗り込みます。

おいっ、もしかしてカリブの海賊みたいなやつか?
そうかも、そうかも。

きっと係員は必死に笑いをこらえていた事でしょう。

男3人を乗せた小さなボートは先の見えないゲートをくぐります。

私たち3人、頭の中は滝下り、各々が足を踏ん張り今から起こるであろう
衝撃に備えます。

さぁ、ゲートが近づいてきました。ゲートをくぐり抜けた私たちが見た物は・・・

世界は1つの曲の中で動く、小さな人形たち

まさに、イッツァ・スモール・ワールド、看板に偽りなしです。
3人の誰1人として意味を考えようとはしていませんでした。
予期せぬ衝撃に見舞われた3人は撃沈、誰かが言葉を発するまで数分の時が流れました。


ですが、さすがは500円のイッツァ・スモール・ワールドこれだけでは終わりません。
しまった!降りたいなどと思っても、そこは水の上ただひたすら待つのみです。
耐える事、十数分やっとボートから降りた時、もう誰にも戦える力は残っておりませんでした。


いつか子供を連れてリベンジしに来たいと思います。
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八方美人?

八方美人・・・誰に対しても、程よく応対してぬけめのない事。

近頃は、歯科治療に痛みはつきものという考え方が変わってきて、「無痛治療」を売りにする歯科医院が増えてきました。
当院も可能な限り無痛な治療を心がけておりますが、どうしても必要と思われる痛みに関しては、患者さんにそのゆえをお伝えした上で我慢してもらっている現状です。

私が歯科医師免許を取得してもうすぐ丸9年になりますが、その間に患者さんからいくつか学んだ事があります。今日はその中で痛みについてお話ししたいと思います。

昔からすぐに「痛い」と訴える人は「痛がり」「意気地なし」「根性なし」「わがまま」などといったマイナスのイメージの言葉で表現されてきました。それに対して、あまり「痛い」と言わない人は「我慢強い」「がんばり屋」といった言葉で評価されてきたように思えます。果たして本当にそうなのでしょうか?

あくまでも私見ですが、「痛い」となかなか言わない人の中にも2通りの患者さんがいらっしゃるようです。眉間のあたりにしわを寄せて精一杯我慢されている方もいらっしゃれば、最初から全く何も感じていないような方もいらっしゃいます。

そのため私は痛みに対する患者さんの反応を、プラスイメージを持てるよう表現することにしました。
例えば、
痛みに強い人・・・我慢強い(痛みを感じてはいるような時)、おおらか(感じてなさそうな時)など
痛みに弱い人・・・鋭敏、繊細、痛みのセンサーがしっかり働いているなど
では、自分と正反対の人はどうなの?と聞かれそうなので聞かれる前に、
痛みに強い人のことを、「鈍い」
痛みに弱い人のことを、「神経質」
などと表現して、相対的に持ち上げたりもします。(ここに書いたらもう使えないかも)

以上をふまえて今日の診療室での出来事。

一人の患者さんの治療を終え、最後のお話でのこと。
私   :おつかれさまでした。次回は歯の汚れとりをしましょう。

患者さん:はい。でも以前したときは、あまりに痛くて途中でやめちゃったんだよね。

私   :大丈夫ですよ。それなら麻酔をしてから治療しましょう。そもそも痛みを感じるのはセンサーが正常に働いている証拠で全く問題ありません。我慢強いとか言われる人はそもそも痛みを感じてない場合もあるので、鈍いだけなんですよ。


その瞬間私の目に今話している患者さんの後ろで、お腹を抱えて笑っている一人の女性の姿が目に入りました。



も、もしや!?


そうです。その患者さんは前回全く逆の説明をした患者さんだったのです。

ーーー前回ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女性:私って、痛みに対して鈍いんですね。
私:そんなことありませんよ。痛みに対して我慢強いと言うか、免疫があるんですね。
神経質な人は痛みの受容器を鍛えて痛がりになってしまうので、痛みに対して常におおらかな方がいいんですよ。ですから、鈍いと言う表現はそんなに正しくないと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すべてを悟った私はマスクで見えない口元に笑みを浮かべ(笑ってごまかそうとした)、その女性の待つ診察台へ近づきました。すると、

やっぱり、私、鈍いんですね。

すっ、すみません。


結局、上に書いたような種明かしをしました。
ここにも書き込んでしまったので明日から使えません。どうしましょう。

歯科医師が八方美人であるためには、完全個室の診療所が必要なのかもしれません。

私が絶句した瞬間2(続きです)

今日は昨日の続きです。

シーン2 診療室にて
シーン1の患者さんの治療も終わり、最後にお話をしていたときの事。
○○さん:「いやー、でも先生ってうちの娘の旦那に似てるわー。」
私:「・・・・・・・・・・(10秒ぐらい沈黙)。
す、すみません。なんとお答えしていいかわからなくなったもので。」

一瞬私の脳裏に浮かんだのは2つの選択肢。
A.ありがとうございます。それはいい旦那さんなんですね。
→おそらくこの流れで話せばいいのだろうが、自分で自分をヨイショするのもイヤ。
B.いやー、それは娘さんも大変ですね。こんな悪党みたいなのが相手では。
→謙遜するつもりが、ただの(娘さんの旦那の)悪口になってしまう。

こんな時皆さんはどうなさいますか?
1.ありがとうございます。・・とりあえず喜んでおく。
2.そうですか。・・とりあえず流す。
3.・・・・・。・・相手の反応を見る。
4.???。・・その他。

このように、返答に窮する事も多々ありますが、患者さんとの会話を今日も楽しませていただいております。治療に関する事はもちろん、関係のないお話もお聞かせください。そうすることで患者さんとの距離を縮めていきたいと思います。

シーン3 家造りでの一コマ
地震に対する不安から鉄筋コンクリートの家はどうかと思い、比較的安く建てられるという工法の説明会での一コマ。

この工法の利点はなんといっても、従来の工法よりも鉄筋の量が減・

皆さん、最後まで書かなくてもお分かりですね。

わたしが絶句した瞬間1

患者さんとの会話は私の診療時の楽しみの一つです。私がこの仕事をしていなければ、お話しする事はおろか出会う事もなかったと思われる多くの人たち、そのような患者さんたちから今まで知らなかった世界のお話を聞かせてもらえるのはとても興味深いものです。

今日は、そんな患者さんとの会話の中で返答に困ってしまった場面について紹介したいと思います。

シーン1 受付にて
予約患者さんの約半数がキャンセルになった夜の時間帯。何もする事がなくただ受付に立ちつくす私、そこに○○さんが来院。
私:「いやー○○さん。ちょうど良かった。いつもたくさんお待たせしていたけど、今日はキャンセルがたくさん出たのですいてますから、どうぞ。」
○○さん:「あら、珍しいですね。いっつも混んでるから。でも先生いいですよねー。どんなに混んでても悠々と治療されていますから。」

えええええっ!
予想外の返答に固まる私。この後の会話はかなり曖昧な記憶でお送りします。

○○さん:「ごめんなさい。そういう意味ではなくてどんなに待たせてもあせらずに、しっかりとした治療をしてくれるという意味で・・」
私:「そんなことありませんよー。いつも待合室の方をチラッチラッと見ながら、『あぁ、あの患者さん少しイライラし始めてる早くしないと』と思ってはあせったり、なかなかうまく進まなくてイライラしたりしているんですよ」
○○さん:「そうなんですか、そういう様子には見えませんでした。

私:「よく『流す』と言って、混んできたとき例えば根の治療は薬の交換だけ、もちろん中が十分にきれいになって本当に薬の交換だけでいい時もありますが、この場合は中をヤスリがけする必要があるにもかかわらずそれをしない。そのような治療を私はしたくないので『患者さんに悪いな』と思ってもしっかり治療するためにおまちしてもらうわけです。」

私:「患者さんはいくらこちらの病院内での待ち時間が少ないとは言っても、その前後の通院時間もあれば通院のために前後の予定を調整して来てくれていると思いますので、そのせっかく来ていただいた一回の治療を流すのでは申し訳ない。私ならそのような病院にはかかりたくないので、こちらの自己満足に付き合わせて申し訳ないとは思いますが待たせても自分なりに納得のいく治療をさせていただいてます。歯科治療は毎回が小さな手術みたいな物で予想外の状況になって長引いてしまう事があるんです。極端に言えば、お腹を切った後、時間がないからという理由で、そのまま縫って終わりなどというようにはしたくないのです。」

私が考えるにこの点に関して歯科医院はだいたい3つのパターンに分かれると思います。
1.時間厳守型
予約した患者さんの時間は必ず守る。仕事の休憩時間などを利用して通われる患者さんにとっては前後の予定が組みやすいので便利。
2.こだわり型
とにかく院長が納得するまで治療するので長時間待たされる事もしばしば。これ以上書くと私がつらくなるのでやめます。
3.パーフェクト型
1+2で、あまり待たせる事もなくきっちりとした治療を行う。理想型ではあるがそのような診療室の数は当然多くはないので患者さんが殺到するため予約の間隔が長くなることが多い。

当院は何番か?あえてお答えはしませんがおわかりになりますね。
もう時間もなくなりましたのでこの話は明日に続きます。

入れ歯の咬み合わせ

患者さんの中には、入れ歯は1回型取りするだけ(1日だけの通院)で完成できると思い込んでいる患者さんがいらっしゃいます。作れない事はありませんが、まじめに作ろうとすると以下の手順が必要になります。
・型取り1(概形)
・型取り2(精密)
・咬み合わせ
・仮合わせ
・完成

今日はこの中で入れ歯の咬み合わせについてお話ししたいと思います。

おためしください。
1.まず、手をまっすぐ前に伸ばして手のひらを合わせて下さい。指の先まで合わせて下さい)。相撲取りの土俵入りのときに手を叩く(柏手?)時の感じです。
2.次に、手のひらを合わせたまま軽くどちらかに90°回転させてください。
どちらかの手の甲は上を、もう一方の手の甲は地面の方を向いているはずです。
3.その状態で目をつぶり、手を上と下に離した後、元の状態をめざして手のひらを合わせてみて下さい。

いかかでしょうか?ぴったり合いましたか?おそらく全ての指の先と手のひらが同時に触れる事はないと思います。
イ、前後にずれた
ロ、左右にずれた
ハ、回転してずれた
ニ、親指側だけが先にあたった。あるいは小指側だけが先にあたった。
ホ、合わせられなかった。

このテストでわかることは

なにもありません。ごめんなさい。

両方の手のひらを上下の顎に見立てると、その位置関係は無限にあるということです。したがって、患者さんの上下の顎の位置関係を記録する必要がある訳です。

その他にも顔の中心線の記録と、前歯の出具合(スネ夫やシューマッハーにならないように)の確認、そして咬み合わせの面の確認をします。やる事が沢山ある1日で、この日の結果が入れ歯の出来を大きく左右します。型取りの失敗はある程度完成後でも修正がききますが、咬み合わせの方は大きな失敗が起こりやすい上にその許容範囲はけっして大きくありません。したがって非常に注意深く(他の部分もそうですが)、行う必要がある訳です。

失言

今日は私の数多くの失言からそのタイプについて考えていきたいと思います(また、歯科と離れます)。タイプは私が勝手に考えた物です。診療中も似た様な失言がかなりある事と思いますが遠慮なさらずにどしどし突っ込んでいただきたいと思います。

1.熟考自己完結型
 何か良いことを言おう(褒めよう)などと考えて自分の頭の中で勝手にストーリーを進行させてしまい、肝心な事が事前に言われていないために起こる失言

症例1 アルバイト後の玄関での一言
それはある冬の日のこと、一日の診療が終わった私は職員玄関へ。玄関には靴が並んでいましたがその中にひときわ細長いブーツがありました。『よくこんな細いブーツ履けるなぁ』と思ったところへスタッフがやってきて、そのブーツを履こうとしますがなかなか履く事が出来ません。そこで一言。

「そのブーツすっごいきつそうだね」

なにげに顔を上げた瞬間私の前には、彼女のムッとした表情が・・・

『まっ、まずい』やっと失言に気づいた私はすかさずフォロー。

「いや、そういう意味じゃなくて
ふくらはぎ太いのに良くそんなの入るなって」
意味:ふくらはぎの部分が全く太くなってないブーツを履けるなんてよっぽど足が細いんだねー。

もうだめだ
初期消火にガソリンを投入した私は、気まずくなったまま同じエレベータに乗ったのでした。

2.連鎖反応型
 相手の言葉につられてつい出てしまう失言。例えばお店で「おひとりさまですか?」「はい、おひとりさまです。」など。

症例2 テニススクールでの一コマ
私は休日にテニスをしておりますが、そのレッスン中での事。私の強打したボールが女性の腹部に・・・。

「すみません。だいじょうぶですか?」
「ええ、大丈夫です。わたし脂肪が厚いから。」

『そんな事ありませんよ。お腹本当に大丈夫ですか』と言おうとして出た言葉が
「大丈夫ですか、脂肪。」

まずいっ、と思いつつも浮かぶ言葉は脂肪のみ。
「脂肪・・・脂肪・・・脂肪・・・」とつぶやいた後、ひらめいた言葉が。

キターッ!

その言葉は

「大丈夫ですか、内臓。」

わかるかぁ、そんなこと。

注:若干ふっくらした女性でしたが太っている訳ではありませんでした。



偽善者?

先日、通院中の女の子から(自分で書いた)絵をプレゼントされ、「私も大きくなったら歯医者さんになる。」と言うのを聞いてとても嬉しくなりました。この子は4歳でしたが、私が同じ年位の頃は何になりたかったのだろうと考えてみると、おそらく大工さんになりたかった時期だと思います。その後虫歯で治療を受けた時、そこの歯医者さんがもの凄く痛いのと怖かったため、いつの間にか自分が代わりに歯科医になると思っていた様です(だいたい小学校5年生頃)。
私が珍しいパターンなのかもしれませんが、全く正反対の理由でも同じ道を目指す事があるんだなと感じました。この子が歯科医に向かって進んでいくあるいはもっとやりたい夢を持ってもらえたら良いなと思います。

というわけで今日は歯科医院事情という点でお話ししたいと思います。
前回のお話で差別化という言葉が出てきましたが、なぜ必要なのか?それは歯科医師が全国的に過剰になってきているからです。特に札幌は激戦区で人口あたりの診療所数は全国でもトップクラスとなっております。先日のテレビ中では札幌の歯科医院を1200軒といっておりましたが、これは人口180万に対してですので歯科1軒あたりの人口は1500人となります。確か1軒あたり2000人の人口というのが開業してやっていける目安だったと思いますので4件に1件が過剰(あくまでも歯科医院経営という立場から考えたとき)であるという事です。

私自身は他の職種で潰れないものはないと思いますので、努力をしない歯科医院は潰れてしまっても仕方がないと考えております。少し過激な発言になってしまいますが、患者さんが歯科医院を選ぶ事が出来るようになった今、それぞれの歯科医院が特色を出して生き残りをかけているという訳です。ですから、コスプレ歯科医院というのも(周りの反響はすごかったのですが)そこで救われる患者さんがいるのであれば否定される物ではないと思いますがいかがでしょうか?

少し暗いお話しになりましたので、歯科医師の特典について。
上で述べました通り、歯科医院の経営は必ずしも楽な物ではなくなってきております。ですが他の仕事にない利点の1つは結果が見えるという事です。自分の行った診断は正しかったのか判断する事は他科ではそうそうできません。そしてもう1つは患者さんの喜ぶ顔が見られるという点があります。お金を頂いた相手から感謝される仕事はおそらくそうはありません。なんといってもこれが一番の報酬ではないかと思います。ですから、この点に価値を見いだせる方であれば歯科医師として充実した日々を送れるのではないでしょうか。

受験の季節になりました。昔から偏差値が高いんだから医者になれとか、この学部ではもったいないという言葉をよく聞きましたが、そんな理由ではなく医者になりたいからがんばったというような人が増えてくるともっと良い医療を患者さんに提供できるのではないかと思います。冒頭の女の子が現実に歯科を目指してくれたらうれしいですね。

北海道ローカルな話ですが・・・

1/17のUHBスーパーニュースをご覧になられた方いらっしゃいますでしょうか?
私は診療所にいたので生で見た訳ではありませんが、録画で確認しました。
いやぁーびっくりしました。なんといっても、

コスプレ歯科医院!

歯科衛生士がサンタ(水着みたいだった)やメイドの格好をしていて今後はファイターズガール、ひな祭り、七夕を検討中ということでしたが、正直ここまできたかと思ってしまいました。決して当医院でまねをできないからそういっている訳ではありません。当医院でもやろうと思えば・・・

無理か。
(スタッフの皆さんごめんなさい。)

差別化のために行っているという事でしたが、いったい差別化って何?と考えてしまいます。確かに他の歯科医院にない特色を出す事で患者さんの支持を得る、あるいはターゲットとする患者さんの層を明確にするということは可能かもしれません(この場合はビジネス街で20~60才の男性か)。以前私が勤めていた歯科医院の院長が同様の提案をしていた事がありました。「この病院も夜の8時からは大人の病院にしよう。Dr.は黒のスーツ、スタッフはミニスカートにして診療室はちょっと暗くしてブラックライトで・・」って

できるかあーっ。

ただでさえ見えないのに、さらに暗いところでライトばちばちやったら危ないですって。
とはいえ、その院長の時代を先取りしようとするアイデアはすごいなと思いました。当然、反対して良かったと思っておりますが。ちなみにその病院はまじめな治療で流行っております。1/16放送の「あいのり」に出てきたホストの歯科医といい、同業者に2日続けて驚かされました。

それから、このテレビを見て思い出した事がもう1つ。
数年前になりますが歌舞伎町の雑居ビル火災での事、ニュースでその映像を見た上の先生が「こんなビルにも病院が入ってるんだなぁ」と感心しておりましたが、よく見たら

『にゃんにゃん病院』

と書かれていたそうです。こちらは正真正銘お医者さんごっこだったようです。


大学病院について(きょうもまじめです。)

今日は皆さんが知っているようで、中身はあまり知らないと思われる大学病院についてお話ししたいと思います。
皆さんの大学病院に対するイメージはどのようなものでしょうか?
1.歯科医師の教育機関
2.治療における最後の砦(高度な医療を受けられる場所)
3.研究機関
これらのイメージはおそらく正しいと私は思います。ただし、大学以外にもそういった場所は存在します。歯科医師の国家資格だけは大学を出る必要があります。

では、大学病院の存在意義はいったい何か?
この問題に正解はおそらくありません。もちろん私にも何が正しいのかは分りませんが、2番が正解であって欲しいと思います。ちなみに大学が(国が?)出した答えは、大学院を重点化していこうとしている事から3番であると思われます。

研究の必要性を否定するつもりはありませんが、現在の大学のシステムでは論文を書かなければいくら治療の腕が良くても上にあがれなくなっています。すなわち患者さんの治療はいくらやっても評価されないようになりました。その結果、難しい症状を抱えた患者さんを見れるような治療のスペシャリスト的な先生の流失が起こっています。いくら患者さんの親身になって一生懸命治療しても大学からは評価されず、あげくの果てに治療は全くせずに研究だけをしている先生が次々と自分よりも昇格していく。これでは誰も治療をしたくなくなってしまいます。

今のところはまだそれほど弊害は出ていないかもしれませんが、10年後20年後を考えると非常に不安になってしまいます。治療がほとんど出来ない教授、そんな教授が歯科の学生を指導する。それはペーパードライバーが教官の自動車学校と同じではないでしょうか。

大学病院が赤字。そんな場面だけがクローズアップされますが、もっと大きな視点でみていただければと思います。大学を出た人間が優秀であれば十分優良納税者になるでしょうし、その人間は自分の診療所で少なくとも何人かの雇用を生み出すはずです。

以上の様な理由により私は2番であって欲しいと思っている訳です。次から次へと大学から優秀な歯科医師が育っていく、そして日本の歯科医師が世界一だと呼ばれるようになったらいいなと思います。

今日は終始まじめなお話。

昨年より耐震強度偽装や悪質リフォームの問題が連日のように報道されております。これらの事件を見るたびに私たちも気をつけなければいけないと感じている今日この頃です。それは私が歯科と建築との間には共通点があると考えるからです。例えるなら歯の根の中(神経)や根の周りの治療は住宅の基礎の部分に、冠(銀歯など)は上物(住宅部分)に相当すると思います。実際、土台、冠、入れ歯を作る際には力のかかり具合(方向、強さ)や耐久性等を考慮してつくります(構造計算のようなものも一部あります)。

これだけ上に意識が移ると下がおろそかになりそうですが、やはりなんといっても建物も歯も下(基礎、土台)がしっかりしててこそであると思います。そのため、当院の治療で最も多くの回数と時間を割くのは根の中の治療です。根の中の治療は患者さんにとって見えない部分であるため、手を抜いても気づかれにくいだけでなく、場合によっては「早く終わって上手」などと評価される事もある様です。現在の保険診療における根の中の治療に対する報酬は低く、初回の治療費だけが高く設定されているため、使う薬によっては回数をかける程赤字になってしまいます。その結果、患者さんと歯科医師の間で表面上は利害が一致するため(もちろん患者さんは損をしている)手抜きとも思われる治療が行われる可能性があるのです。誤解のないように付け加えておきますが本当に早く終わって上手な先生もいらっしゃいますし、手抜きをするような先生もごくごく少数であると思います。

では、根の中の治療が不十分ならばどうなるのか?まれに問題がなさそうな歯もありますが、大抵は数年後に根の先に膿がたまるようになります。そこで冠を外して(どんなに高い歯であったとしても)再治療となる訳ですが、残念ながら歯科治療においてこういった再治療の割合は少なくありません。これは、手抜きと思われる場合の他に治療の限界が患者さんの考えているレベルより低い事にあると思います。今現在の水準ではどんなに一生懸命治療をしても、全ての根の中を全くの無菌状態にする事は不可能なため、残念ながら100%の成功率にすることはできないのです。

したがって、今の私たちに出来る事は患者さんにも自分にも納得できる治療を誠意をもって提供することだと思っております。

「あっ、ここ膿がたまってますからやり直した方がいいですね」

「先生、それはリフォーム(再治療)詐欺ですね」

と言われないように一生懸命治療しなければと、今日もテレビを見て思うのでした。

診療所について2

北国ではよく見かける玄関フード。ビルの入り口にしては珍しく?当診療所の玄関にもついてます。冬に活躍する玄関フード、ですがこのフード初夏に取り付けられました。

忘れもしない平成15年10月、私はひばりが丘歯科に来ました。初日の患者さんは朝?11時から夜の9時までで4人。その後も少し増えたとはいえ、あまり患者さんの来ない日が続きました。そして2週間目の土曜日の朝、診療所の前に来た私の目に映ったのは駐車場一杯の車!!!

おおっ、ついにきたかぁ。

大変だ早く診療をしなくてはと、急いで階段を駆け上がってみるとそこにはガラスの一部割れたドアが・・。あれっ?中に入ってみると今度は「すみません。こちらお願いします。」えっ、ゆび?

んんんんん???。

ま、まさか!

そうです。そのとおりです。この日の患者さんは1人でした。ちなみにこの日が今までで一番寂しかった日です(いろいろな意味で)。
その後、防犯上の理由もあり玄関フードをオーナーにお願いして付けてもらったという訳なのです。夏場は暑くてすみません。涼しくした診療所でお待ちしております。

泥棒さんへ。歯科医院には金目の物はありませんよー。日雇いのアルバイトを3日もすれば一日の窓口収入以上は稼げます。そんなもんです。

スリルを楽しんでいるという可能性もあるのでしょうか?
スリルと言えばキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンという映画をご存知でしょうか。この映画の存在を私はレンタルビデオ屋さんで知ったのですが、タイトルを見てなにげに私の脳裏に浮かんだのは一組の男女。それも海岸、砂浜の上を追いかけ合う2人。
そうです私の中では、ディカプリオ→タイタニック→ラブストーリーだったのです。

ついにやったか、ディカプリオ。今度は捕まえて幸せになれよ。

と思いつつビデオを再生。

・・・・・・・。

ま、まさか捕まったのがディカプリオとは・・・。

世界広しと言えどキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンをラブストーリーだと思って借りた人は私だけでしょう。
次回はそろそろまじめなお話をやります。

診療所について

今日の内容は歯科とはあまり関係のないお話です。
2回目のお話で早くも?とお感じの方、もっともです。ですが通院中の方はご存知の通り、診療中のお話もよくあさっての方に飛びますので、もう慣れたかと。
ひばりが丘歯科にいらっしゃった方なら一度は感じるあのビルの色の謎。
目立つ事が大事という点で見ればあれ以上の物はそうはありません。

私も初めて地下鉄ひばりが丘駅から出てビルを目の当たりにしたときは、
いいのかここで?
と思った記憶があります。正直小児歯科かと思う外観でした。
薄めの黄色にピンクのツートンカラー、周りの景色に溶け込む事なく存在するそれはメルヘンチックなワールドに包まれていました。ビルの下に来た私を迎えたのは2F診療室の窓に置かれた人形たち、どう見ても入れ歯を作りにくる人が入りやすい建物ではありません。

なぜこのような色にしたのか?ビルのオーナーとお話をしてその謎が解けました。
ビルの塗装が必要になった際、最初オーナーのお子さんの好きな色がピンクだったため、ピンクにすることになりました。ですがその後「やはりピンクはちょっと」と思って黄色を入れることにしたのがさらに間違いだったのよねぇーとオーナーがいうように味の上塗りによって、より味のあるビルになっております。(誤字ではありません。わざとです。)
しかも塗装が終了したビルを見てお子さんが「これは私の好きなピンクじゃない」とおっしゃっていたそうでさぞやオーナーもがっかりされたことでしょう。

再塗装はまだかなぁー
次はもっとピンク?

今日のお話

今日は入れ歯に関するお話を少し。前半はまじめに。
入れ歯は失われた歯の代わりに用いる物ですが、その他に失われた顎の骨(歯ぐきがやせて見える部分)を補うという意味もあります。適切な大きさの入れ歯により口もとのハリを回復してしわをのばす(目立ちにくくする)ことも可能ですし、また咬む力も強くなります。したがって、いかに安定した大きな入れ歯を入れられるかが歯科医の腕の見せ所ではないかと思います。よく患者さんがおっしゃるように、年をとって口も小さくなったから入れ歯も小さい物をと考えるのは正しくありません。

※今後も同様ですが、こちらで書かせていただくのは私個人の見解であり全てが正しい訳ではありません。歯科医療全体が未だ発展途上であり、何が絶対正しいとは言えないと思いますので自分なりの信念や理論(もちろん根拠は必要)を持って活躍されている先生方の治療を否定する物ではありません。要するに、このブログを今通われている歯科医院を否定する材料にしないでいただきたいと思います。

以上をふまえて私の体験談を。

症例1 学生の頃。
今日は患者さんの入れ歯を仮合わせする日。指導教官のOKも出たし、ちょっと前歯が前に出過ぎているような気もするけど、先生が言うのだから多分間違いないだろう。歯も白すぎるような気もするが、患者さんが強く希望されたのだからしょうがないな。意外となじんでピタッと合うといいな楽しみ楽しみ、とまぁこんな感じだったかと思います。

そしていよいよ患者さんが来院され仮合わせです。初めての事でしたので、緊張しながらもなんとか仮の入れ歯を患者さんのお口の中へ。おそるおそる焦点をお口の周りから顔全体に移した私の目に飛び込んで来たのは

ス、スネ夫!?
(ものすごい出っ歯になっていたんです)

思わず吹き出してしまった私は、慌てて咳払いをしてごまかそうとしましたが間違いなく気づかれていたことでしょう。もちろん入れ歯はその後きちんと修正しました。

症例2 代診での出来事
代診・・・医院長が何らかの理由(学会、病気、出張(ゴルフ)など)により診療できなくなった場合に、代わりに診療をする事。代診の問題点は治療の流れが把握できないことです。中でも一番困るのが完成した入れ歯をセット(調整して患者さんに装着すること)しなければいけない時です。
とある病院に代診に行った時の事、「先生、次は義歯(入れ歯)のセットです」と言われ渡された入れ歯。明らかにどう見ても小さい。しかし出来上がった入れ歯を修正する手だてはない(時間もなかった)。まぁ、とりあえず入れてみる。口元が寂しいどころかもの凄く引っ込んでしまう。例のごとく焦点を顔全体に移した私の目に飛び込んで来たのは

ミハエル・シューマッハー
顎がもの凄くとんがって・・・

ど、どうする?私には今日一日しか残されていないのに。
そこで出た私の一言。

外人みたいでかっこいいですね。
なんか彫りの深い感じで、ごにょごにょ・・

それに対して、
イヤです。
患者さんの顔つきが見る見るうちに曇っていったのは、今の所これが最初で最後です。

まぁ、そりゃーそうだよな。と思いつつ当然作り直しにしました。代診を依頼した先生はお怒りになっていたかもしれませんが・・・。

代診の唯一の利点は複数人のチェックがなされることでしょうか。取って付けたような言い訳ですが。



やっとできました。

昨年より周囲の方々に作る作ると言ってなかなか出来なかったブログでしたが、皆様のお陰でようやくタイトルも決まり、始めることができました。

なかなか決まらなかったタイトルでしたが、自虐的に「毒舌」でも入れてみようかと冗談半分に患者さんに聞いてみた所、
「歯科で毒舌。面白くていいんじゃないでしょうか」・・おお、そうですか。
「毒舌。ぴったりじゃないですか」・・うっ。まさか本当にそう思われているとは。確かに札幌に出てきて以来毒舌と言われる事が多いような気が。

というわけでこのようなタイトルになりました。診療室でお話ししたこと、話しきれなかった事など何でもありで綴っていきたいと思います。若干、診療室よりもマイルドになるかと思います。

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Author:katsuhisa.y
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