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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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歯科医VS患者さん?1

今日は嘉門達夫さんの「ハンバーガーショップ」という曲から。
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ハンバーガーショップ
ハンバーガーショップ
熱い戦い ハンバーガーショップ

徹底した社員教育いきとどき マニュアルにのっとり 同じセリフしか言えない
アルバイト学生に今日も戦いを挑みにやって来た。

「いらっしゃいませこんにちわ!」
「なれなれしいな、気安う声かけんな、初対面や!」
「ご注文を」
「てきとーに、握ってくれ」
「いえ、あの、ハンバーガーのご注文を」
「チーズバーガーひとつ」
「お飲み物はいかがですか?」
「いらん!」
「ごいっしょにポテトなんかも」
「いらんゆうたらいらん!いるときは、はじめから言う」
「新発売の、テリヤキチーズ・・・」
「しつこい!チーズバーガーだけでええ!」
「こちらでお召上がりですか?それとも、お持ち帰りですか?」
「どっちも、いや。」
「ご注文くりかえしま~す!」
「チーズバーガー1個で繰り返すな!」
「お勘定は、先にさせていただいてよろしいでしょうか?」
「モノもってきてからやなかったら、金はらわん。」
「あの、一応、お勘定は先に頂くことになってまして・・・」
「決まってんねやったら、はじめからそう言え!よろしいですか?なんて聞くな!・・・なんぼや。」
「230円になりま~す!」
「ほれっ、1万円札じゃい!」
「1万円入りま~す!」
「いちいち報告すな!」
「9770円のお返しになりま~す。ご一緒に数えて下さい、いち、に、さん・・」
「しぃ、ご・・・俺は子供かぁ~!」
「チーズバーガー、お時間3分少々かかりますので、しばらくお待ち下さい。」
「金取ってから待たす気かい!そういうことは先ゆうとけ、クソ~、ほんまに~、腹たつ~!責任者でてこ~~~~い!!!」

・・・・・
以下略
・・・・・
-----------------------------------------------------------
私が患者さんの治療をする際に良く困ることは、患者さんが望んでいる治療が1本だけなのに対して複数本の要治療歯がある場合です。そんな時、上の歌が頭の中でこだまします。

「どういたしましたか?」
「歯が痛い」
「どちらのですか?」
「右下の奥歯」
「他の歯はどうしますか?」
「やらん!」
「いっしょに治療した方が・・」
「やらんゆうたらやらん!やるときは、はじめから言う」
「咬み合わせの都合からこっちも一緒に・・・」
「しつこい!一本だけでええ!」
「今日やっていかれますか?それとも、次回になさいますか?」
「どっちも、いや。」
「治療計画確認しま~す!」
「虫歯1本で繰り返すな!」
「お会計は、先にさせていただいてよろしいでしょうか?」
「次回歯が入るまで、金はらわん。」
「あの、一応、お勘定は先に頂くことになってまして・・・」
「決まってんねやったら、はじめからそう言え!よろしいですか?なんて聞くな!・・・なんぼや。」
「230円になりま~す!」
「ほれっ、1万円札じゃい!」
「おつり探してきまーす!」
「いちいち報告すな!」
「9770円のお返しになりま~す。ご一緒に数えて下さい、いち、に、さん・・」
「しぃ、ご・・・俺は子供かぁ~!」
「銀歯、お時間3日程かかりますので、それ以降来て下さい。」
「金取ってから待たす気かい!そういうことは先ゆうとけ、クソ~、ほんまに~、腹たつ~!責任者でてこ~~~~い!!!」

熱い戦いデンタルオフィス。



この中でポイントになるのは。
1.インフォームドコンセント(説明と同意)
2.なぜ一本で終わらないのか?

という点でしょうか。
これらについては次回にまわします。



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出来る事から始めましょう。

外見は中身を表す。そういわれることがありますが(正しいことわざをご存知の方ご教示ください。)、この事を感じたのは、今回のオリンピックでのスノーボードハーフパイプの人たちの事があったからです。

スノーボードが比較的若年層のスポーツというせいもあるのでしょうが、今回の選手はとてもひどく感じました。成績の事ではありません。私自身が年齢以上に古い考え方をすることもあり、大会前からマスコミのインタビューに対する受け答えに関して、とても不快な感じがしていたのです。

私は野球、スケート、サッカーを小、中、高校生と経験してきました。そこでまず最初に教わることは礼儀でした(私が部活動をして一番良かったと思えるのはこの点です)。挨拶が出来てないと言われて練習に参加させてもらえなかったこともあります。今の指導者はそのようなことは教えないのでしょうか?何でも勝てば良い。指導者も結果だけを求められる為、そういった余裕は無くなってしまったのでしょうか。

他の競技者などを見るとあまりそういった感じはしなかったことから、スノーボードのハーフパイプ陣のみなのかもしれません。選手村でもかなり問題があったと、競技が終わってから報道されていました。マスコミも相変わらず調子のいいときは持ち上げて、悪くなると叩くという体質は変わらないなぁとも思いましたが、最近はもっとひどくなっている感じがします。ライブドア、駒大岩見沢、小泉内閣等々、もしかすると選手たちもそのようなマスコミや大人に対して嫌気がさしてしまっただけなのかもしれません。

良く言われることですが子供が人として成長できる様、周りの方々とともに出来ることから始めていかなければいけないと思いました。その為には子供から尊敬される(信頼される)大人にならなければと感じている所です。

話は変わって、昨年秋から勤務していたスタッフが一人退職することになりました。
歯科助手の学校から来てもらっていたのですが、この度めでたく就職がきまった為です。私が大学に所属していた際、後輩の歯科医師あるいは実習に来ていた衛生士学校の学生に「今の自分に出来ることをしよう」と口癖のように言っていたのが思い出されます。もちろん自分自身に対しても言っていた訳です。

大学に来る患者さんは特に最先端の治療を期待して来院される方が多いと思います。
そのような方を若手の歯科医師が担当することは珍しくありません。ベテランの先生に対抗するにはどうしたらいいか?その当時私が誰よりも持っていた物は時間です。
この利点を最大限に患者さんに提供すべく、徹底的に話を聞き、説明をするようにしました。この経験が今の私にとって大きな基礎となっている訳です。

その他、対等にできることとして
1.清潔な身だしなみ
2.挨拶(礼儀)
3.知識を得る(分らないことはどんどん調べたり、上の人に聞く)
などといった点があげられます。
これらの点に関しては今でも気を付けているつもりですので、出来てないとお感じの方がいらっしゃいましたらご指摘ください。すぐに改善したいと思います(設備は無理です)。
ただし私の無精髭だけは御勘弁ください。見かけによらず肌が弱いため、毎日そると口の周りが赤くかゆくなってしまい、さながら


カールおじさん


になってしまうのです。

海外から来ました。

ここのところ更新が滞っておりました。もうそろそろオリンピックも終わりますので、再び更新を密にしていきたいと思います。

とはいえ、コメント、トラックバックなど書き込まれていないかはちゃんと確認しておりますので、投稿お待ちしております。そういえば、初めてまともな所から(本当にまともかと聞かれると、かなり怪しいんですが)トラックバックがつきました。今までは出会い系などからしか来ていなかったので削除していました。大学時代の同級生で、現在アメリカの大学で研究中の友人からでしたが、アイオワに牛丼の吉野屋はあるのでしょうか?スープカレーはないと思います。それにしても、インターネットにより海外にいる人との距離が近く感じるようになりましたね。


今日は診療中のお話から。

私の出身地について患者さんと話していたときの事です。

先生の出身地は遠いんですか?

ええ、遠いですよ。北海道の反対側です。


えっ、先生海外だったんですか?


(動揺)
(まさか、道東を外国と勘違いしてる?)


そうは思いつつも、
あの、えっと。稚内とえりもを結ぶ線で半分にした時にちょうど札幌と重なる・・・

ああっ、すみませんてっきり地球の裏側の事かと

フォローだったのか、本音だったのかは未だにです。

よく函館の方に間違えられることはありますが、そこまでワールドワイドに間違えられた事は初めてでした。地球の裏側という事はだいたいアルゼンチンぐらいでしょうか?確かに楽観的な考え方など私の中にラテンの感じはあるのかもしれませんが(時間にルーズな所も?)、一応日本人で通っております。というわけで今日もこのブログは私、ゴンザレス山崎がお送りします。


よく内地(本州方面)に行く時に海外などと言ったりしますが、道東は一応札幌とは陸続きです。もちろんロシア領でもありません。私の口の悪い友人などはロシア、ロシアと言ったりしますがそんな時には私アレクセイ山崎がきっちりお灸を据えております。

ちゃんと確認しないとね、その2。

先日、抜歯をした患者さんと抜いた歯はその後どうするのか?というお話をいたしました。皆さんご存知でしょうか?多少診療所によって異なるとは思いますがおよそ以下の通りです。

1.抜歯直後、患者さんにお見せして抜歯に至った状態を説明する。患者さんに「お持ち帰りになりますか」と確認する。
持ち帰る→患者さんのもとへ、持ち帰らない→2番へ

2.抜いた歯に金属がついている→3番へ、金属がついてない→4番へ

3.診療所で保管。ある程度たまってきたところで処理業者へ渡す。処理業者は金属を精製する(分離する)。銀歯の中には金が約12%、銀が約70%含まれていますが、何よりもパラジュームという金属が含まれていてそれがとても貴重なのです。私も詳しくはわかりませんがパラジュームの生産はロシア人のやる気にかかっている(ロシアでしか採れない)らしいのです。このパラジュームによって銀歯の金属料が倍になる事があるため、安定供給できるようリサイクルされている訳です。他にもロシアが鍵を握る歯科材料もあるようですが、不勉強なため何かまでは分りません。

4.金属がついてない物も診療所で保管します。ある程度たまったところである人たちに渡します。どのような人たちだと思われますか?

それは

学生(歯科)です。


抜いた歯で特に綺麗な歯(歯周病で抜いた歯が最高です)は貴重で学生の実習に使用されます。プラスチックなどの歯でも練習しますが、何より本物の歯に勝る教材はありません。ありがたく使わせていただきます。

いかがでしょうか?ただ捨てられている(もちろん処理業者)訳ではないんです。

前フリがもの凄く長くなりましたが、オリンピック開催中という事でこんな話を。

高校生ならインターハイ、大学生ならインカレという全国大会(メジャー)がありますが、歯科学生がその道で勝負しようと考えている人たちには到底かないません。従って、お互いの傷をなめ合うべく?強い人を排除した歯科学生だけの全国大会(通称デンタル)が存在します。そのなかでのお話です。

その1、閉会式での一コマ。
私が大学3年のとき、主管校(開催校)は
○○大学○○校
でした。
閉会式で主管校の挨拶が終了し、来年度主管校挨拶として私が壇上へ。そこで一言。
「○○大学○○分校の皆様お疲れさまでした。・・・」その瞬間、私には何がなんだか分らないままに場内大爆笑。ウケる事が大好きな私はさらにトーンアップしてプロレスのマイクパフォーマンスさながらに「○○分校」と連呼していたそうです。
後で聞けば、「分校」という言葉がその大学にはタブーだったことがわかり謝りにいきました。私にとっては北海道教育大学が昔、分校といっていたので何でも複数ある学校は分校というイメージがあったのです。こちらが分校という言葉に何も感じなくとも相手にとっては大変屈辱的な言葉であったという例です。でも未だに「分校」ってそんなに悪い言い方かなと思っています。いかがでしょう。

その2、夜の宿舎にて
翌年、私たちの主管のデンタルが開催されました。さすが○○大学は違う。そう言われるためにも前年の様な失敗は繰り返せません。
開催前夜、そんな私たち(私だけ?)のもとに他の大学の女性がやってきました。
「お腹が痛いので、薬をいただけませんか?」

昔からお腹の弱かった私(今は違いますが)にとって旅先での正露丸は必需品。私の鞄よりスマートに正露丸を取り出して渡します。そんな正露丸を持つ手にかすかな違和感が・・・。

???

なんだろうと感じつつも、そのまま瓶をわたします。

その数分後、先ほどの女性がやってきました。

だいじょうぶですか?落ち着きそうですか?

そう話しかける私に女性はすまなさそうに答えます。

あのー、はが・・・


ハ?



ええ、歯が。


・・・・・





なんですとーーーー。


そうです。その中には私が大事に保管していた抜いた親知らず(もちろん自分の)が入っていたのです。ちゃんと確認しないとね。皆さん正露丸を持ち歩く際はきちんと確認しましょう。

ちゃんと確認しないとね。

トリノオリンピックが始まりました。
スポーツ観戦が大好きな私にとって非常に楽しみな二週間です。

何といっても楽しみなのは、スケートの500mとスキーのジャンプ(ノーマルヒル)の原田選手でした。

が、

いきなり原田選手の失格!
もちろん一番悪いのは原田選手だとは思いますが、コーチは何をしてたんだと思ってしまいます。あの様な場所で選手でなくとも出来る事をなぜ選手だけに任せるのか?大いに疑問でなりません。一覧表が出ていたとの事でしたが、当日はたった4人の出場選手です。その確認をなぜコーチ陣は怠ったのか、身長などは変わらない(上2人は特に)のですからそれほどの手間ではないはず。

私が中学生の頃のスケートの大会で顧問だった先生は、選手一人一人のブレードのエッジの確認(刃がちゃんとあるか)までしていました。
確かに、子供じゃないんだからという意見もあるかと思いますが、慎重になったとき程失敗をするという事があるのではないかと思います。
いつも特に意識しなくてもできることが、意識した途端できなくなる。
どさんこワイドの星沢先生は番組の本日の一品(料理コーナー)で

たこの入ってないたこ焼き

を作っていた様な気がします。
ギネスに載る様な人でも(家庭でもそうなのだろうか?)、そんな失敗を犯すのですから何事も確認する事が必要だと思います。

できれば複数人で確認する事が望ましいと考えますので、当院では私とスタッフそして患者さんの間で何度も確認しながら治療を進めている訳です。

さっき言った(怒)

何度も同じ事を聞かれるとそう言いたくなる気持ちも分ります。実は一回目からだいたい聞いて(聞こえて)いて分っている場合がほとんどです。ですがそこも確認させてもらっているのです。何回も言う事は大変面倒な事ではあると思いますが、たまに患者さんが先に話したときに気がつかなかった、あるいは言い忘れたことなどが次の人に話す時に出てくる場合があるのです。何度も話す事で患者さんの本当に伝えたい事がはっきりしてくると思います。

そのような訳で決して適当に聞いたり、スタッフ間で伝達している訳ではありませんので(おそらく?)すみませんがご協力お願いいたします。

それにしても原田選手って

高所恐怖症

だったんですね。テレビで見てびっくりしました。町で盛んなスポーツとはいえ、よくそんなスポーツを選んだなぁと思いました。

ある意味、

なんでもがんばればできる

ということでしょうか。
私もみならってどんどん不可能と思われる事を可能にできる様がんばりたいと思います。

(注)治療じゃありませんよ、危ないので。

歯科治療の原価率

最近、更新が遅くなってすみません。
ちょうどいいお話のネタが思いつかない時もあります。特に、まじめな話はかなり慎重に書くようにしています(私の不勉強で嘘を教える訳にはいきませんので)。
今日の話は公の場でどうかなとは思いますが、リクエストもあり書いてみる事にしました。4月に診療報酬改定がありますのでこの原価率から平均3%引き下がるとどうなるのか?果たして、本当に良くない歯科医師を淘汰できるのか皆さんもお考え頂ければと思います。
歯の根の中(神経)の治療、根の周り(歯周病)の治療、抜歯などは原価はわからないためだせません。従ってとりあえず頻度の高い金属の土台を入れる場合と金属の冠(銀歯)を入れる場合、そして入れ歯(4本分)を入れる場合を例にとっていきます。ただしこれらの数字は当院でのデータであり、契約している技工所によって変化します。当院の技工所は他の技工所よりやや高めです(技工士さんすみません)がもちろんただ高いだけではなく、その分以上に価値のある技工物を作ってくれてます。

1.土台(型取り+土台接着まで)
原価率・・・前歯 約90%~100%
      奥歯 約75%~100%

若干金属の値段が不正確なので、多少異なるかもしれません。また、原価率の幅は使用する金属により変化しています(保険診療は使用した金属量で治療費はかわりません。)。

2.銀歯
原価率・・・前歯約45%~50%
      奥歯約55%~65%


3.入れ歯
原価率・・・約60%~80%
入れ歯の相具合によっても変わります。調整するたびに原価率は高くなります。

以上の中に衛生士さんの人件費、光熱費、自己の技術料(人件費)、型取りの失敗、技工物の作り直しなどにかかる金額は今回考慮しておりません。ですから、本来はもっと悪くなります。
いかがでしょうか?

私のコメントはこちらでは控えさせていただきますが、まじめな歯科医師はおそらくかなり厳しい状況ではないかと思います。

神経を抜いた後に

前回、神経を全力で残したいというお話をいたしましたが、なぜそのように考えるかという点についてあまり触れておりませんでしたので、今日はその点について私の考えを述べさせていただきたいと思います。

神経を抜く治療を行った後に発生する問題点。
1.神経の治療(根の中の治療)が失敗する。
 (根の先が化膿する)

元となる論文を調べておりませんので参考程度ですが、初めて神経を抜いた時で90%、知らないうちに神経が死んでいてそれを治療した時で80~90%。一度失敗した根の治療をやり直す時で50~60%の成功率だそうです。また、あくまでも私個人の考えですが、根の治療は3回位やり直しすると抜歯するしかない状態になる気がします。

2.歯が割れる。
根の治療をする事により、歯の壁の厚さが薄くなります。また、神経がなくなる事により柔軟性がなくなり脆くなります。さらに、これらの悪条件に加えて不適切な土台が入っていると土台がくさびの働き(1)をしたり、てこの働き(2)をするためさらに割れやすくなります。
(1)ガラスコップの口の部分に山型の硬い物質をおき上から力をかける感じ。
(2)ガラスコップの中に鉄パイプをさしパイプをこじる感じ。

3.虫歯の進行が早い。
歯の外側の部分は非常に抵抗力のある部分ですが、内側の方は多孔質で細菌が入り込みやすくなっています。そのため虫歯の進行も早くなります。また、虫歯が進行したとき、神経がある歯の場合はすぐに痛むので、治療が必要な事が分ります。それに比較して神経を取った歯では、冠あるいは土台が外れた時にはじめて中が汚染されているのに気づく事が多い様です。

4.歯が変色する
神経を抜いた後、徐々に焦げ茶色に変色していきます。

など、他にもあると思いますが簡単に思いつく範囲でもこの位あります。
これらのことは神経のある歯では起こりえないあるいは起こりにくいため、神経を抜かなければこんな事には・・・と思うのです。

神経残しますか?

歯科治療には痛みが伴うため、必ずしも歯科医師が正しいと考える選択肢を選べない場合があります。多くの場合私たちは患者さんにとって一番良いと考えられる方法をお勧めいたしますが、あまり患者さんに痛みを強要する訳にはいきませんので、痛みをあまり伴わない選択肢も提示する事になります。

「神経抜きますか?それとも残しますか?」

このように患者さんに選択権がある場合、逆の立場にその歯科医師が立ったならば、ほとんどの場合こう答えるでしょう

「なんとか残してください。」と。

さてこの神経を残すという道、なかなか大変な道のりとなる事があります。

第一ステージ 処置終了後~約3日後
 麻酔が切れるのが注射後1~3時間後になりますが、それと同時にジクジクとした痛みが出てきます。強さは人それぞれな様ですが、痛み止めを飲まなくても我慢できることがほとんどです。おそらく1日中持続する様な痛みではなく、1日のうちに何度か症状が出てくる感じのようです。
×:痛みが激しい。水などがしみた後いつまでも余韻がのこる。など。
  →神経を取ります。

第二ステージ 冠(銀歯など)を入れる時
 最初の段階を無事に切り抜けた後、次に痛みを伴うのは冠を装着する時です。まず、仮のふたをはずして(少痛)、歯を洗浄(痛)、冠を合わせます(擦れて痛)、接着剤のための歯の表面処理(痛)、水洗・乾燥(激痛)、冠を接着(痛)となります。この場面では麻酔をして行う事が出来ます。

第三ステージ 治療終了後
 冠が入った後二週間位までが痛みのピークです。その後~一月の間徐々に痛みは弱くなっていき、およそ一月が過ぎたあたりではほとんど違和感を覚えなくなります。
×:痛みが激しい。水などがしみた後いつまでも余韻がのこる。歯が浮いた感じがする。今までなかった様な痛みが出てきた。など。 →神経を取ります。

ここまで来たらひとまず安心です。
こんな思いまでして神経を残す必要があるのか?と多くの方がお感じではないかと思います。神経の治療についてのお話は次回以降にしていきます。

今日も一人患者さんが回答台に立ちます。
私:「神経を残しますか?それとも抜きますか?」

患者さん:「残します」

私:「ファイナルアンサー」

患:「ファイナルアンサー」

私:「・・・・・」

患:「・・・・・」

私:「・・・・・」







みのもん○:「残念!」

とならないよう全力で神経を残したいと思います。

このブログについて

こちらのブログを作ったあと色々な方に確認をしていただいたところ、特に問題になるような所はないとのことでしたので、今週より受付にてアドレスを公開しております。最初のうちはトラックバックが変な所からついたり、コメントが入らないなどの問題もありましたが現在は修正しておりますので、おそらく大丈夫ではないかと思います。

このブログを作成した理由は、もっと患者さんに歯科治療をわかって欲しいと感じたからです。今私は何をされているのか?それを知る事で治療に対する恐怖はなくなり、興味が持てるようになるのではないでしょうか。

それはおそらく今から10年以上前、札幌にスープカレーが流行り始めた時の事。
私は友人からおいしいカレー屋さんを見つけたと誘われてある店に行きました。

店の中は混んでいました(確か靴を脱いで入っていったと記憶しております)。よくわからないままに注文をし、出てきたスープカレー。

なんだこれは

私が好きなのはカレーはカレーでもカレーライスで、こんな東南アジア系の料理ではない。

そうは思いつつも、出てきた料理は完食するのが私なりの礼儀なのでとりあえず食べてみました。

ガリっ

シャリっ

途中で一体自分が何を食べさせられているのか恐ろしくなってきました。もはや味わうどころの話ではありません。
思えばこの友人、東京の弟に会いに行った際「兄貴、おいしい店を見つけたよ」と連れて行かれたのがロイホ(ロイヤルホスト:北海道にもあります)であったり、弟とアメリカでおいしそうな店と言って吉牛(吉野屋の牛丼:これもあります)に2日続けて入ったりといった武勇伝を持つ男なのです。

その後すっかりスープカレーに悪いイメージを持ってしまった私は、今から約7年前にピカンティへ行くまで嫌いになっていたのでした。

今はすっかりスープカレーが好きな私ですが、あのとき以来

マジックスパイスには行っておりません。
今だったらすごくおいしく感じるのだろうなと思ってはおりますが、なかなか行く機会に恵まれません。

と、このように何をしてるかわからない、あるいは何をされているかわからないというのは大変なストレスになります。ましてや口の中は脳に大変近い位置で、かつ骨に守られていない部分ですので本能的にも厳しい所であると思います。

ですから、私たちはどのように考え、どのようなことを患者さんにしているのかということを堅苦しくならずに知って欲しいと思うのです。そうして、お口の中に関心をもってもらえたらと思いますし、たとえ雑談であっても歯科医院に来る事が楽しみになればいいなと願っております。


私たちと患者さんの距離をこのブログで縮めていきたいと思っております。
ただし、このブログ上で書かれている事はあくまでも私の考え方であって、すべてが正しい物であるとは限りません。

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Author:katsuhisa.y
12月20日に開業いたしました。
年明けから本格的に始めます。

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