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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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わたしが絶句した瞬間1

患者さんとの会話は私の診療時の楽しみの一つです。私がこの仕事をしていなければ、お話しする事はおろか出会う事もなかったと思われる多くの人たち、そのような患者さんたちから今まで知らなかった世界のお話を聞かせてもらえるのはとても興味深いものです。

今日は、そんな患者さんとの会話の中で返答に困ってしまった場面について紹介したいと思います。

シーン1 受付にて
予約患者さんの約半数がキャンセルになった夜の時間帯。何もする事がなくただ受付に立ちつくす私、そこに○○さんが来院。
私:「いやー○○さん。ちょうど良かった。いつもたくさんお待たせしていたけど、今日はキャンセルがたくさん出たのですいてますから、どうぞ。」
○○さん:「あら、珍しいですね。いっつも混んでるから。でも先生いいですよねー。どんなに混んでても悠々と治療されていますから。」

えええええっ!
予想外の返答に固まる私。この後の会話はかなり曖昧な記憶でお送りします。

○○さん:「ごめんなさい。そういう意味ではなくてどんなに待たせてもあせらずに、しっかりとした治療をしてくれるという意味で・・」
私:「そんなことありませんよー。いつも待合室の方をチラッチラッと見ながら、『あぁ、あの患者さん少しイライラし始めてる早くしないと』と思ってはあせったり、なかなかうまく進まなくてイライラしたりしているんですよ」
○○さん:「そうなんですか、そういう様子には見えませんでした。

私:「よく『流す』と言って、混んできたとき例えば根の治療は薬の交換だけ、もちろん中が十分にきれいになって本当に薬の交換だけでいい時もありますが、この場合は中をヤスリがけする必要があるにもかかわらずそれをしない。そのような治療を私はしたくないので『患者さんに悪いな』と思ってもしっかり治療するためにおまちしてもらうわけです。」

私:「患者さんはいくらこちらの病院内での待ち時間が少ないとは言っても、その前後の通院時間もあれば通院のために前後の予定を調整して来てくれていると思いますので、そのせっかく来ていただいた一回の治療を流すのでは申し訳ない。私ならそのような病院にはかかりたくないので、こちらの自己満足に付き合わせて申し訳ないとは思いますが待たせても自分なりに納得のいく治療をさせていただいてます。歯科治療は毎回が小さな手術みたいな物で予想外の状況になって長引いてしまう事があるんです。極端に言えば、お腹を切った後、時間がないからという理由で、そのまま縫って終わりなどというようにはしたくないのです。」

私が考えるにこの点に関して歯科医院はだいたい3つのパターンに分かれると思います。
1.時間厳守型
予約した患者さんの時間は必ず守る。仕事の休憩時間などを利用して通われる患者さんにとっては前後の予定が組みやすいので便利。
2.こだわり型
とにかく院長が納得するまで治療するので長時間待たされる事もしばしば。これ以上書くと私がつらくなるのでやめます。
3.パーフェクト型
1+2で、あまり待たせる事もなくきっちりとした治療を行う。理想型ではあるがそのような診療室の数は当然多くはないので患者さんが殺到するため予約の間隔が長くなることが多い。

当院は何番か?あえてお答えはしませんがおわかりになりますね。
もう時間もなくなりましたのでこの話は明日に続きます。
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コメント

患者のそらです。本名は恥ずかしいのでいいません。あたしも先生は混んでてものんびりだなぁと思いながら待合で待ってます。けどのんびりというより丁寧なのは治療をしてもらってよくわかりますよ!微妙なんですよね。混んでるからって手抜きはできないし、けど待たせるのは悪いなぁとおもうし、、私も美容師やってるのでわかりますよ!先生のお気持ちが! なので待たされてもあんまりいらいらしたりはしないです。手抜きしたら相手に伝わりますしね!このブログが今日の楽しい暇つぶしになりましたので沢山更新してくださいねぇ! スネ夫の話はおかしすぎて待合で思わず吹き出してしまいました!
【2006/01/31 23:13】 URL | そら #-[ 編集]
コメントありがとうございます。
いつもお待たせして申し訳ございません。
私たちの中には患者さんを待たせてしまう事を極端に嫌っている先生もおり「患者さんを自己満足に巻き込むな」と言われた事もあります。けれども私自身、医療は心だと思っておりますので、自分自身が満足していなければ、患者さんが納得して治療に入り、納得して治療を終えられるわけがないと考えます。
結局の所、私たちの仕事というのは患者さんの自己治癒力の背中を押してあげる事であり、決して私たちが直接治している訳ではありません。だからといって、なかなか治らないのは患者さんの責任という訳でもなくうまく背中を押せてない(効果的なことをできていない)だけなのです。
話がちょっとはずれましたが、そのような訳で患者さん自身が安心、納得して治療を受けられるよう積極的に治療(会話)に参加していただきたいと存じます。
【2006/02/01 01:31】 URL | katsuhisa.y #-[ 編集]
絶句者より
実は我が家のお婿さん、目がきれいで好青年です.ふた月に一度の割で
静岡より訪問してくれます。とても楽しみです。先生も自身を持つてくださいね。
【2006/02/01 20:19】 URL | #-[ 編集]
歯の治療についてはとても信頼しています。何故ならば入れ歯がとてもフイットしています。これからもよろしくお願いします。
【2006/02/01 20:22】 URL | #-[ 編集]
ありがとうございます。
それでは、あの時お伝えできなかった一言を。「それはとてもすばらしいお婿さんですね。」私もそういわれるように頑張りたいと思います。

入れ歯に関しましては、できるだけ早く新しい物を作りたいと思いますのでもう少々お待ちください。
【2006/02/02 03:00】 URL | katsuhisa.y #-[ 編集]

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12月20日に開業いたしました。
年明けから本格的に始めます。

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