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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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今日のお話

今日は入れ歯に関するお話を少し。前半はまじめに。
入れ歯は失われた歯の代わりに用いる物ですが、その他に失われた顎の骨(歯ぐきがやせて見える部分)を補うという意味もあります。適切な大きさの入れ歯により口もとのハリを回復してしわをのばす(目立ちにくくする)ことも可能ですし、また咬む力も強くなります。したがって、いかに安定した大きな入れ歯を入れられるかが歯科医の腕の見せ所ではないかと思います。よく患者さんがおっしゃるように、年をとって口も小さくなったから入れ歯も小さい物をと考えるのは正しくありません。

※今後も同様ですが、こちらで書かせていただくのは私個人の見解であり全てが正しい訳ではありません。歯科医療全体が未だ発展途上であり、何が絶対正しいとは言えないと思いますので自分なりの信念や理論(もちろん根拠は必要)を持って活躍されている先生方の治療を否定する物ではありません。要するに、このブログを今通われている歯科医院を否定する材料にしないでいただきたいと思います。

以上をふまえて私の体験談を。

症例1 学生の頃。
今日は患者さんの入れ歯を仮合わせする日。指導教官のOKも出たし、ちょっと前歯が前に出過ぎているような気もするけど、先生が言うのだから多分間違いないだろう。歯も白すぎるような気もするが、患者さんが強く希望されたのだからしょうがないな。意外となじんでピタッと合うといいな楽しみ楽しみ、とまぁこんな感じだったかと思います。

そしていよいよ患者さんが来院され仮合わせです。初めての事でしたので、緊張しながらもなんとか仮の入れ歯を患者さんのお口の中へ。おそるおそる焦点をお口の周りから顔全体に移した私の目に飛び込んで来たのは

ス、スネ夫!?
(ものすごい出っ歯になっていたんです)

思わず吹き出してしまった私は、慌てて咳払いをしてごまかそうとしましたが間違いなく気づかれていたことでしょう。もちろん入れ歯はその後きちんと修正しました。

症例2 代診での出来事
代診・・・医院長が何らかの理由(学会、病気、出張(ゴルフ)など)により診療できなくなった場合に、代わりに診療をする事。代診の問題点は治療の流れが把握できないことです。中でも一番困るのが完成した入れ歯をセット(調整して患者さんに装着すること)しなければいけない時です。
とある病院に代診に行った時の事、「先生、次は義歯(入れ歯)のセットです」と言われ渡された入れ歯。明らかにどう見ても小さい。しかし出来上がった入れ歯を修正する手だてはない(時間もなかった)。まぁ、とりあえず入れてみる。口元が寂しいどころかもの凄く引っ込んでしまう。例のごとく焦点を顔全体に移した私の目に飛び込んで来たのは

ミハエル・シューマッハー
顎がもの凄くとんがって・・・

ど、どうする?私には今日一日しか残されていないのに。
そこで出た私の一言。

外人みたいでかっこいいですね。
なんか彫りの深い感じで、ごにょごにょ・・

それに対して、
イヤです。
患者さんの顔つきが見る見るうちに曇っていったのは、今の所これが最初で最後です。

まぁ、そりゃーそうだよな。と思いつつ当然作り直しにしました。代診を依頼した先生はお怒りになっていたかもしれませんが・・・。

代診の唯一の利点は複数人のチェックがなされることでしょうか。取って付けたような言い訳ですが。



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