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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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歯科医VS患者さん?2

今日は前回の続きです。前回は眠気に負けて中途半端な所で終わってしまいました。

1.インフォームドコンセント(説明と同意)について

インフォームドコンセントという言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?
歯科の領域ではかなり常識的になってきているとは思いますが、まだまだ不十分な点もあるかと思います。

説明に関しては
(イ)医師がしたいと思う治療の内容のみを説明する。
(ロ)患者さんが選びうる可能な限り全ての治療法について説明する。
(ハ)しない。
という選択肢があると思います。

まず(イ)の場合は1つの説明に対して患者さんは「はい」か「いいえ」で答えることになります。とても簡単ですが、患者さんの自由度はありません。「いいえ」と答えれば次の選択肢が提示されることとなりますが大抵は「はい」で終わってしまうようです。

次に(ロ)の場合、患者さんの選択肢が増え、色々な方法から選ぶことができます。ただし何においても自由というのは複雑な選択と責任がつきまとうため、多くの患者さんは「先生にお任せします」とおっしゃることになりがちです。これでは(イ)と変わらないため無駄な事のように思えます。けれどもそうではありません。多くの選択肢があることをまずは知っていただきたいのです。その多くの選択肢の中から歯科医師のおすすめを提示することになります。したがって責任についても歯科医師の方にあります。

最後に(ハ)の場合。あまりにもひどい場合は自分から聞いてみるしかありません。
それでも説明してくれない時は、信用できなければ転院するしかないかもしれません。

例えば、みなさんがバッグを買いに行くとします。
その際、必ず色々な店で比較して買うことになると思います。最初に目に入ったバッグをすぐに買うなどということはないはずです(空港などで使い捨てのバッグを買うときぐらいでしょう)。そこで皆さんは自分の目的にあったバッグを探します。機能重視、外見重視、ブランド重視など色々迷われることと思います。
歯も同様です。特にお口の中は自分では見えにくい物ですから、私たちが虫歯あるいは歯周病を指摘しておく必要がある訳です。ただしそれらは指摘であって、何もそうしなければいけないという物ではありません。
店員に最高級のブランドバッグを見せられたからといって、必ず買わなくてはいけないわけではないのと一緒です。後は、皆さんが提示された治療にそれだけの価値観を見いだせるか否かということになり、ここは歯科医の口の見せ所です。ブランド品はつい断れなくて買ってしまうという方、ここががんばりどころです。しっかり判断してください。なにより歯科医師を自分より上に見てはいけません。対等です。そういうのもあってハンバーガーショップを例に出したのです。
もちろん、断れなかったとしても受けた治療がまともでさえあれば、むしろ歯科医が考える理想的な治療を受けられたわけですから損にはならないと思います。
保険外(自費診療)については後日述べたいと思います。

2.なぜ1本で終わらないのか?

歯は1本ずつで存在しておりますが、お口の中全体でバランスをとりながら機能しているため、歯の治療は必ず全体を通してみていかなければなりません。1本の歯を治療する際、その1本の歯を悪くした原因が他の歯にあることや、その1本の歯が他の歯の状態を悪化させている、そういったことが珍しくないからです。
そうは言ってもなかなか納得できるものではないと思います。ただ言っておきたいのは、
歯科医師もそんなに悪い人たちばかりではありません。ただひたすらに治したい、健康になるお手伝いをしたいだけなのです。そうして得られる満足感が何よりの報酬なのです。
今日も偽善者モードにスイッチが入ってます。
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