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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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今日は長文です。しかも歯科とはほとんど・・・

春、野球のシーズンになりました。日本ハムも開幕2連勝と、今年こそはという気持ちになるものの、何かもやもやとした感じがするのはやはり高校野球の一件からでしょうか。春の高校バレーも出場辞退がありました。語り尽くされた感はありますが、あえて私の考えを述べていきたいと思います。

最初に昔話を。もう15年以上前の話になりますがまだ鮮明に覚えています。

私は高校時代、サッカー部に所属しておりました。2年生の夏、国体から帰ってきた友人から私が国体の候補(根室地区なので大したことはない)に挙がっていたことを知り、来年こそはと思っていたころのことです。あれは試験準備期間中の出来事で、私たちの高校は試験期間1週間前から練習を30分間に制限されていました。その期間中に私の担任の先生が補習をしてくださることになり、私を含めたサッカー部3人は大会で休んでいた分を取り返すため、補習に出席したいと部活の顧問に許可をもらいに行きました。

「○○先生が世界史の補習をしてくださるそうなので、今日の部活を休ませてください。」赤点を取ると部活停止まである私の学校ですから当然、OKの返事がもらえるものと思っていました。けれども私たちに返ってきた言葉は

「それに出たら退部にするぞ」
というものでした。
私たち3人はランニングだけで終わる練習を休んだ位では問題ないだろうと考え補習に出席することにしました。脅し文句だけでまさか国体代表にもなったエースストライカー(私ではありません)とディフェンダーの要(これも違います)、近眼のため目つきの鋭いゴールキーパー(敵に知られるとまずい)の3人ものレギュラーをやめさせることはないだろうという計算もありました。

補習が始まって1時間過ぎた頃のこと、部活のチームメイトが教室に伝言を伝えにやってきました。

「○○(顧問)が明日退部届け持って来いって言ってたよ」そう言って私たちに退部届けの紙を持って来たのです。

そんな馬鹿なと思いましたが、どうしたら良いのか分らずにその日はそのまま帰宅しました。いま考えるとこの時に3人で話し合っておけばと後悔する時もあります。
帰宅した私は真っ青になっていたらしく、親から問いただされて相談したところ、やめたくないのなら次の日の朝一番に残りの2人を説得するのがいいだろうという結論になりました。1人は同じJRに乗っていたためその中で説得することができ、残り1人を学校で説得するはずでした。ところがもう1人は、よほど頭に来たのか、いつもより30分以上早く登校して退部届けを出していたのです。(ちなみにもう一本早いJRは始発で7時前に学校につきます。)

どうすることも出来なくなった私たちは、結局1人だけ辞めさせるわけにはいかないということで、一緒に退部届けを提出しました。
すると顧問の先生は、
「警告のつもりだったんだがな」
とても本心とは思えない台詞を吐きつつ、
「まぁ、やめたいんなら仕方ないな」
と言って退部届けをしまい込んだのでした。

私はあまりの悔しさに「こいつの前だけでは泣けない」と思いつつ、早々に職員室から退出したのを覚えています。

部活を辞めてからの高校生活は何かぽっかり穴があいてしまったかのようでした。卒業アルバムの部活紹介のページは未だに悔しさと悲しみがこみ上げてきてほとんど見られません。

かなり昔話が長くなりましたが、何が言いたいのかと申しますと、失われた時間は取り戻せないということなのです。多くの人にとって全力で部活動に打ち込めるのは高校生までで、それ以降は選ばれた、そのスポーツを生業にしようとする人たちでなければできなくなってしまうのです。

私も大学でもう一度がんばってみたいと思っておりましたが、結果は同好会程度にしか出来ませんでした。誰もそこまでの部活を望んではいなかったのです。結局、自分の体力の可能性について永久に知ることが出来なくなりました。

今回の野球やバレーボールの出場辞退の一件はこのようなことが全く考慮されていないとしか思えないのです。バレーボールの方は詳しくは調べていないので何とも言えませんが、野球の方に関しては今回出場するはずであった生徒には全く落ち度はありません。

連帯責任であるというのであればこういう考え方はいかがでしょう。
私が思うに甲子園という場は高校球児にとって就職試験あるいは入学試験に相当します。ここでの活躍いかんによってはプロ野球や大学などからスカウトされる可能性があるということです。そのような場を指導者自ら潰すことがはたして教育なのでしょうか?

学校内で誰かが喫煙した場合その学校あるいは同じクラスの生徒は全員入試や就職試験を辞退しなければいけないのでしょうか?
それは同列にすべきではないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。けれどもプロスポーツ選手という職業が確立されている今、スポーツも学業と同様に1つの努力のあかしとして正当に評価されるべきだと思います。

結局の所、今回の出場辞退は教育として必要なのではなく、学校のイメージダウンを避ける為のもので、学校の名を守る為に生徒が犠牲になったということではないでしょうか。ですから、今回に限って言えば仮に汚名を着せられても辞めるべきではなかったと思います。某政党の衆議院議員(こっちは、政党と自分の名を守る為に早く辞めるべきだったと思います。)とちょうど入れ替わった行動をするのが良かったのではないかと思います。

いつもこのような話題の時に出てくる有識者という方々がいらっしゃいます。
多くは大学の教授のようですが、この方達は自分が有識者と呼ばれることをどう感じておられるのでしょうか?私はあまりものを知らないこともありますが、たとえそうでなくとも有識者と呼ばれるのは嫌です。
今回もこの有識者の方達が新聞などで色々と語っておられます。いつも感じるのですが、自分たちの大学の生徒(特に未成年の新入生)が急性アルコール中毒などで病院に運ばれているのをご存じないのでしょうか?

大学の教授が飲酒に関して何かをコメントすればする程(指導が足りないなど)、自分の出来ないことを棚に上げているのが分らないのかと思ってしまいます。自分のことが分らない人間を有識者とは思えません。

最後に私の友人から聞いた言葉を。
ちなみに友人の父は歯科医(有名)です。

先生と呼ばれたらバカと言われていると思え。

大学を卒業した途端に、同級生の間でも○○先生△△先生と呼び合う状況を見てきた友人の父がお前はそうなるなよという意味で言ったそうですが、私はこの言葉を友人から卒業前に聞くことが出来て良かったと思っています。
私が『先生』をつけるのは、文字通り先に生まれた方々に対してのみです。
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【2006/03/30 23:03】 | #[ 編集]

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