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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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似てる?

私は4月の間、毎朝宮の森のテニススクールに通っていました。平日の昼間にテニススクールに通う男性は少なく、女性(私よりも年配?)の方が中心でした。
そんなレッスン中に聞こえてきた一言。
「あの方、高橋はるみに似てません?」非常に微妙な発言です。
話のきっかけとして、よく有名人に似ているという表現を用いることがありますが、よく考えないと褒めようとしたつもりが逆効果などということも珍しくありません。

妻は小さい頃(小学生?)電車の中で見知らぬおじさんに「お嬢ちゃんは森昌子に似てるね」といわれてショックを受けたらしいです。
そんな妻も、私に「テニススクールのコーチに松岡修造V6の井ノ原を足した様な顔ですねって褒めておいて」と難しい注文をしていました。

今日のお話は同じ物?似ているけど別物?ジェネリック医薬品についてします。
それなりに調べたりもしましたが、私自身も完全に理解しているわけではありませんので、間違いもあるかもしれません。今の時点で私が考える問題点など(良い点は飽きる程聞いていると思いますので)述べていきたいと思います。

1.副作用は本当に大丈夫か?全く同じ薬か?
 ジェネリック医薬品は新薬(オリジナル)の特許が切れる20-25年後から製造される薬で、特許料を払わなくて良いことから非常に安価(2~8割)で販売されています。

 また、同じ成分同じ効果になることを確認されて初めてジェネリック医薬品として認められるようです。
 
 それならば全く問題ないのではと思われることでしょう。そうかもしれません。けれども私はこう考えてしまうのです。
・ 同じレシピで作った料理が同じ味になるか?私が大学院で実験していた頃、論文の実験方法を真似ても同じ結果が得られるとは限りませんでした。どうやら、文章にならないちょっとしたコツが重要だったのです。
・ 薬品の精製度は?有名ブランド、メーカー品が必ずしも安全ということではありませんが、少なくとも良く分らないメーカーよりも安心感があります。スカイマークエアラインズが今の所満席にならないのと同じです。
・ 添加物まで同じとは限らないのでは?歯科麻酔薬によるアレルギーの中で添加物により引き起こされる物があり、薬効成分が同じでもアレルギー反応が出る薬と出ない薬があるのです。

2.歯科ではほとんど安くならない。
 歯科の薬は全体的に安く、処方料が薬剤費よりも高くなることも少なくありません。医科のように月で数千円も変わってくるなら、様子を見ながら使ってみることも良いのではないかと思いますが、たまに飲むかどうかの薬が数十円安い(10円未満の計算法により安くならないこともある)だけでは代える理由がありません。ちなみにジェネリック医薬品を売りに来た業者さんは「こっちの方が儲かりますよ」と言っていました。

3.新薬の開発。
 オリジナル品が売れることによりその製薬会社がさらに良い薬を開発してくれることになります。もちろん私たちが負担しなければならない理由はありませんが、日本の製薬会社ならと思えなくはありません。

4.他科の先生、および薬剤師で他の薬と間違われにくい。
 ご存知の方も多いかと思いますが薬には飲み合わせの悪い物があります。オリジナル品であれば知名度が高いので、それと相性の悪い薬というものがすぐに分ります。ジェネリック医薬品はまずそれがどのような薬か分らないということになりかねないと思います。

5.使いたい薬にジェネリック医薬品がない。
 先に述べましたようにジェネリック医薬品が出るまでは20~25年後になるため、全ての薬が対応するわけではありません。新しく効果の強い薬が発売されれば、その薬を選択するしか方法はないのです。


ある新聞に「副作用の心配のある新薬よりも20~25年の実績のあるジェネリック医薬品の方が安価でかつ安心である」という記述がありました。
正直新薬の定義がごちゃ混ぜになっているとしか思えません。
新薬(オリジナルの意味)・・・副作用については良くわかっています。
新薬(新しく開発された物)・・・ジェネリック医薬品は20年以上発売されません。
従って、オリジナル品の意味で新薬を使っているならばジェネリック医薬品の方が副作用の心配がありますし、新開発の薬であればそれに変わる物はありません
このような理由により私は歯科においては無理にジェネリックを選ぶ必要はないと考え、一般的な薬(オリジナル)を処方しているというわけです。
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