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毒舌歯科医の診療室
診療時間の多くを会話に割いてもまだ話足りない男(毒舌らしい)のひとりごと。

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偽善者?

先日、通院中の女の子から(自分で書いた)絵をプレゼントされ、「私も大きくなったら歯医者さんになる。」と言うのを聞いてとても嬉しくなりました。この子は4歳でしたが、私が同じ年位の頃は何になりたかったのだろうと考えてみると、おそらく大工さんになりたかった時期だと思います。その後虫歯で治療を受けた時、そこの歯医者さんがもの凄く痛いのと怖かったため、いつの間にか自分が代わりに歯科医になると思っていた様です(だいたい小学校5年生頃)。
私が珍しいパターンなのかもしれませんが、全く正反対の理由でも同じ道を目指す事があるんだなと感じました。この子が歯科医に向かって進んでいくあるいはもっとやりたい夢を持ってもらえたら良いなと思います。

というわけで今日は歯科医院事情という点でお話ししたいと思います。
前回のお話で差別化という言葉が出てきましたが、なぜ必要なのか?それは歯科医師が全国的に過剰になってきているからです。特に札幌は激戦区で人口あたりの診療所数は全国でもトップクラスとなっております。先日のテレビ中では札幌の歯科医院を1200軒といっておりましたが、これは人口180万に対してですので歯科1軒あたりの人口は1500人となります。確か1軒あたり2000人の人口というのが開業してやっていける目安だったと思いますので4件に1件が過剰(あくまでも歯科医院経営という立場から考えたとき)であるという事です。

私自身は他の職種で潰れないものはないと思いますので、努力をしない歯科医院は潰れてしまっても仕方がないと考えております。少し過激な発言になってしまいますが、患者さんが歯科医院を選ぶ事が出来るようになった今、それぞれの歯科医院が特色を出して生き残りをかけているという訳です。ですから、コスプレ歯科医院というのも(周りの反響はすごかったのですが)そこで救われる患者さんがいるのであれば否定される物ではないと思いますがいかがでしょうか?

少し暗いお話しになりましたので、歯科医師の特典について。
上で述べました通り、歯科医院の経営は必ずしも楽な物ではなくなってきております。ですが他の仕事にない利点の1つは結果が見えるという事です。自分の行った診断は正しかったのか判断する事は他科ではそうそうできません。そしてもう1つは患者さんの喜ぶ顔が見られるという点があります。お金を頂いた相手から感謝される仕事はおそらくそうはありません。なんといってもこれが一番の報酬ではないかと思います。ですから、この点に価値を見いだせる方であれば歯科医師として充実した日々を送れるのではないでしょうか。

受験の季節になりました。昔から偏差値が高いんだから医者になれとか、この学部ではもったいないという言葉をよく聞きましたが、そんな理由ではなく医者になりたいからがんばったというような人が増えてくるともっと良い医療を患者さんに提供できるのではないかと思います。冒頭の女の子が現実に歯科を目指してくれたらうれしいですね。

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